春の訪れを告げる桜の季節。北海道函館市にある五稜郭公園は、桜の名所として知られ、多くの観光客や地元の人々で賑わいます。なお、函館のサクラの開花状況は、五稜郭公園裏門の橋付近の標本木(ソメイヨシノ)で観測されるそうです。(2025.4.22現在で開花宣言ならず)※2025.4.23に開花宣言されました!
今回は、愛犬と桜を楽しめるお花見スポットとして、愛犬と一緒に楽しめる五稜郭公園のお花見散歩についてご紹介します。
五稜郭公園とは?

桜の名所として人気のこの場所は、幕末の歴史を感じさせる星形要塞「五稜郭」を中心に整備された広大な公園です。五稜郭は、江戸時代末期に箱館(現在の函館)に築かれた日本初の西洋式城郭で、稜堡式(りょうほしき)と呼ばれる星形の設計が特徴です。この独特の形は、防御力を高めるために考案されたもので、フランスの軍事技術を参考に設計されました。
現在は国の特別史跡にも指定されており、公園として一般に開放されています。中央には2010年に復元された「箱館奉行所」があり、歴史好きの方に見どころ満載。春になると約1,500本の桜が咲き誇り、堀の周囲を美しく彩ります。その美しい景観は、まるで桜の海に浮かぶ要塞のよう。函館のお花見スポットとしても有名で、歴史的な背景と自然の美しさが調和したとても魅力的な場所です。
愛犬と一緒に楽しむお花見散歩
五稜郭公園は犬同伴OKな桜スポットなので、愛犬とのお出かけにもぴったり。公園内は広々としており、舗装された遊歩道もあるため、犬の足にも優しく快適に歩けます。桜が咲く堀沿いの道は、特に人気のフォトスポット。愛犬とのお花見写真を撮るのにぴったりな場所です。
お堀の外側をぐるりと1周すると、距離は約1.8km。舗装された遊歩道なので歩きやすいですが、天気の良い日には日差しを遮るものがほとんどありません。桜の季節とはいえ、地面に近いワンちゃんにとっては、アスファルトの照り返しで想像以上に暑く感じることもあります。様子を見ながら、こまめに水分補給をしてあげてくださいね。
正面から入園し、一の橋を渡って中に入ると、すぐ右手に土手があり、そこを登ることができます。私は、この土手から眺める景色が一番のお気に入りです。舗装はされていませんが、多くの人が歩いているため、自然と踏みならされた道ができています。

私のおすすめの景色もぜひ見てください!






土手を下りて周辺を散策することもできますが、場所によっては地面が凹んでいるところもあるので、足元には注意が必要です。中心部の広場には、復元された箱館奉行所があり、その近くには設計者・武田斐三郎をたたえる顕彰碑も建っています。
桜のトンネルをくぐるように歩く散歩道は、春の心地よい風とともに、特別な時間を過ごせる場所。ワンちゃんもいつも以上に楽しそうに歩いてくれることでしょう。
犬連れでのお花見マナー
快適にお花見を楽しむためには、犬連れのマナーがとても大切です。
普段から観光客で賑わっている場所ですが、特に桜の時期は多くの花見客が来園します。人とすれ違う時には、リードを短く持って飼い主さんの方へ引き寄せましょう。



ワンコが苦手な人もいる事を忘れずに!!
- リードは必ず着用しましょう。
- 排泄物は持ち帰り、周囲に迷惑をかけないように。
- 他の来園者や犬との距離感にも配慮しましょう。
- 水分補給や、暑さ対策も忘れずに。
五稜郭公園は多くの人が訪れる桜の人気スポットなので、マナーを守って楽しい時間を過ごしてくださいね!
まとめ
五稜郭公園は、桜と歴史と自然が調和した特別な場所。犬と行ける函館のお花見スポットとして、愛犬と一緒に訪れれば、その美しさを一層感じることができます。春のひとときを、大切な家族であるワンちゃんとともに過ごしてみませんか? 今年の春は、ぜひ五稜郭公園で素敵な思い出を作ってください♪


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