【犬を飼う前に】考えておくべき心構えと必要な準備

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公園などで楽しそうに犬とお散歩している姿を見たり、ペットショップの前を通って可愛い子犬を見たりすると、「私も犬を飼いたい!」と思いますよね。ここ数年のコロナ禍で家にいる時間も増えたので、犬以外でもペットを飼っている家庭が増えたように感じます。ペットとの暮らしはとても癒されます。

ですが、犬を飼うという事は、その命に責任を持ち最後まで一緒に暮らしていくという覚悟が必要です。可愛いというだけで計画をたてず衝動的に迎えてしまうと、様々な理由で手放さなくてはならなくなった・・・など、悲しい結果を招くかもしれません。

この記事では犬を迎える前にぜひ考えて欲しい事と必要な準備についてお伝えします。素敵なペットライフの参考になれば幸いです。

目次

【犬を飼う前に】考えておくべき心構え

情報を集める

パソコンやスマホがあればネット検索でたくさんの情報が出てきます。ネットが使えない場合は、最新の飼育書を本屋さんで探したり、図書館などを利用するのも良いですね。

友人知人や近くで犬を飼育している家があり、可能であれば実際の犬との生活を見せてもらえると大変参考になります。ペットショップで購入を考えているのなら、スタッフに色々と聞いてみるのが良いでしょう。

住環境について考える

住んでいる環境が一戸建て住宅の場合、室内で飼うのか屋外で飼うのか決めましょう。近年は屋内飼育が多いですが、屋外で飼う場合は鳴き声(特に夜間)などでご近所さんとトラブルになる可能性もあるという事を念頭に入れておきましょう。

集合住宅(マンション)の場合はペット飼育可であっても、規約などにより犬の大きさや頭数に制限を設けている場合があります。規約をよく確認し、管理組合などに届けが必要であれば提出書類の準備が必要になります。また同じ集合住宅内に犬を飼っている家庭があれば、色々と話を聞いてみる事をおすすめします。

私の住まいはマンションで、サイズは小型〜中型犬まで・頭数は2頭までという規約がありました。当マンションではペットのいる家庭向けに「ペット通信」の発行をして交流や注意喚起に役立てていました。

家族全員の同意を確認する

家族全員が犬好きなら問題はありません。そうでない場合はよく話合い、必ず皆が同意した上で犬を迎えましょう。今後、犬の躾をする際にみんなが同じ接し方をしなければなりません。家族それぞれが違った接し方をすると犬は戸惑い、トイレや生活ルールを覚えるのが遅くなる場合があります。

家族構成によっては、十分な注意が必要です。子供や高齢者がいる家庭の場合は、精神的・肉体的に負担を感じることがないように配慮しましょう。また、アレルギー体質の家族がいる場合は、必ず医師に犬を飼う事に問題がないかを相談しましょう。

費用を考える

犬を迎えるときの初期費用は入手先によって変わります。ペットショップで子犬をお迎えする場合は、400,000円前後が多いようです。保護犬を迎える場合や、譲渡会で譲り受ける場合などは、基本的に生体費用は無料です。譲渡するまでにかかった費用(交通費・ワクチン接種)が必要になる場合もあります。

犬を迎えたら毎日のドッグフードやトイレ用品(トイレシート)、毎年のワクチン代・病気をしたり介護が必要になるかもしれません。トリミングやおもちゃなど、思いのほかお金がかかります。また、避妊や去勢手術をするのであれば、手術代も準備する必要があります。毎月かかる費用の他に予備のお金を準備しておくことが望ましいでしょう。

これは、ペット保険シェアNo.1を誇るアニコム損害保険株式会社による、3,000名以上のペットオーナーへのアンケートで判明したデータになります。こちらは2020年の最新データで、年間費用は合計338,561円となっています。

(引用:ペットにかける年間支出調査 2020|PR TIMES

どんな暮らしにしたいのか

犬を迎えてどんな暮らしがしたいのか想像しましょう。一緒にスポーツやアウトドアを楽しみたい場合には活動的な犬種が向いていますが、家族に高齢者や小さい子供がいつ場合は穏やかな犬種のほうが向いています。また、犬にかける時間がどれだけあるかも把握し、大きさや犬種タイプについても考慮する必要があります。

大型犬の場合は多くの運動量が必要となりますし、中型小型の犬であっても毎日の散歩は欠かせません。年齢や健康状態もあるため一概にはいえませんが、1日2回の散歩をするとして以下が1回あたりの目安です。

  • 10kg未満 20~40分
  • 20kgまで 40~60分
  • 20kg以上 60分

小型犬でも個々に持つ体力はそれぞれです。個性に合わせて犬の様子を見ながら散歩を行いましょう。毎日の生活リズムに照らし合わせてシュミレーションをしておくと良いでしょう。

入手先を決める

犬を迎える覚悟が決まったら、入手先を決めましょう。主な入手先としては、ペットショップ・ブリーダー・里親募集・動物愛護保護施設・知人友人からの譲渡などがあります。

以下がそれぞれの注意点になります。

  • ペットショップ
    • 可愛い子犬がショーケースに展示されていると衝動買いしやすいので注意する
    • 取扱業の登録や動物に配慮した管理が出来ているかを確認する
  • ブリーダー
    • 親や兄弟犬の飼育環境の確認をする(親兄弟と長く過ごすとコニュニケーション力が養われる)
    • 実際にブリーダーと話して、その犬種に関しての個性や特徴などを聞く
  • 里親募集
    • 子犬から成犬まで様々な年齢、また持病がある犬もいる
    • ネット掲示板などの場合は譲渡の条件等を確認してから申し込む
  • 動物愛護保護施設
    • 信頼できる団体なのか事前に調べる
    • 譲渡にあたり条件がある(去勢、避妊など)
    • お試し期間を設け、相性の確認をする
  • 知人友人からの譲渡
    • 譲渡後のトラブルを避けるため、よく話し合う

【犬を飼う前に】準備する物

毎月届く「こいぬすてっぷ」の箱に興味津々の我が家の愛犬ルディくん(当時6ヶ月)

ハウス選び

犬が住居(主に寝床)として利用するものや場所を総称してハウスと呼びます。

飼い主それぞれの好みや生活環境に合った形を選びましょう。犬にとって安全な素材であること、快適で安心できる場所であることが大切です。以下、ハウスとして使えるものを紹介します。

ケージ出入り口として使える扉が付いた檻状の形態のもの。
犬の寝床や移動にも使える。
旅行先や災害時など自宅以外でもそのまま利用できる。
初対面の犬同士を合わせたり、慣れさせたりする時などにも向いている。
クレート出入り口として使える扉が付いた、硬質のプラスチックで作られているボックス状の形態のもの。
旅行先や災害時など自宅以外でもそのまま利用できる。
材質上、丸洗いできるものが多く、比較的衛生管理がしやすい。
キャリーバッグ主に小型犬お移動用に使われることが多い小型のバッグ。
材質は布・プラスチックなどさまざまで、ベッドとして利用できるタイプのものもある。
サークル柵状のパーツを組み合わせて作る囲い枠。
設置場所や用途に合わせ、大きさを変えることができる。
出入り口の付いたパーツもあり、留守番やトイレのしつけをする時にも向いている。
ハウスとして使用できる種類

ハウスは家族の目が行き届く場所が安心です。犬を迎えたらすぐに連れて行けるように準備しておきましょう。

トイレ・トイレシート

現在は、犬のサイズを問わず室内飼いが多くなっています。室内飼いでとても大切なのは排泄の場所、トイレです。

多くの飼い主がトイレトレーにトイレシートを敷いて排泄場所として躾をします。トイレトレーを選ぶ上で何よりも重視したいのは安全性です。犬がかじって怪我をしたり、部品が外れて誤嚥したりしないように、丈夫な素材の物を選びましょう。

私の愛犬は生後3ヶ月で迎えたので、トイレシートで排泄する事に慣れていませんでした。初めのうちは、サークルの中と外にもトイレトレーを用意しました。サークルの外にトレーを置いた場所は、家に来てすぐにオシッコをした場所だったので、臭いが残っていたのかもしれません。まずはシートに慣れてもらうことを優先してトレーニングをしましたが、1歳を迎える頃に1カ所(サークル内)に落ち着きました。

トイレトレーニングは家に迎えて最初にする大切なしつけですが、覚えるまでの期間はそれぞれです。うちの子はけっこう長い期間かかったなぁ・・・

ハウスと同様に、トイレも目が行き届く場所に設置しましょう。

フード・器

フードは、犬が慣れているものが1番です。入手先に聞き、迎える前に食べていたフードと同じ製品から使い始めると安心です。これまでと違うフードに変えたい場合は、少しずつ混ぜて様子を見ながら移行しましょう。フードを変えた後は、犬の様子をよく観察してください。吐いたり、その後に便がゆるくなったりするようであれば、元のフードに戻しましょう。

手作りのフードを与えたい場合は、犬が食べてはいけない食材を必ず調べて絶対に与えないようにしましょう。また、好きなものばかり与えると栄養が偏ります。犬の体重や年齢に合わせてバランスの良いフードを作りましょう。

おやつを与える場合は犬専用の市販品は問題ありませんが、手作りのおやつはフードと同じく注意しましょう。ガムなどを選ぶ時には年齢に合わせて硬さなどにも配慮しましょう。

おもちゃ

犬のおもちゃは、遊びやコミュニケーション・しつけなどに欠かせないアイテムです。引っ張り合いをして飼い主さんと楽しく遊んだり、噛むことでストレス解消になったりもします。犬が飲み込んでしまわない大きさか、噛んだときに壊れた破片などで口の中を怪我したりする危険がないかなど、安全性を重視して選びましょう。

犬用のおもちゃは、ロープ・ボール・ぬいぐるみといった定番商品のほか、コングなどの知育玩具や自動で動くおもちゃも人気があります。愛犬の性格や好みに合うおもちゃを選ぶことも大切です。色々なタイプのおもちゃを与えてみて、お気に入りを見つけてあげましょう。

こいぬすてっぷは獣医師監修のもと、愛犬の成長に合わせて毎月育て方本と愛犬に合ったグッズをお届け。開始4年で累計4万頭の子犬が利用した実績もあり、子犬を飼いだして、良いものをきちんとあげたい・体験させたいと考えている方に安心してお使いいただけます。

現在2歳の我が家の愛犬も3ヶ月〜1歳まで、「こいぬすてっぷ」にお世話になりました!

家の中の危険な物を片付ける

犬(子犬)が口に入れると危険なものを片付けましょう。輪ゴム、クリップ、タバコ、薬、アクセサリー、電池、植物(有害なものがある)など、その他にも犬の口に入る大きさのものは飲み込んでしまいます。そのほか、ティッシュペーパーも飲み込んでしまう場合がありますので、なるべく高いところに置いておきましょう。

次に、かじると危険なものもあります。電源コードやコンセントはカバーを使い、目立たないようにしておきましょう。冬季に使用するストーブは、柵などで囲い、火傷しないように注意しましょう。ホットカーペットを使用するときは、長時間同じ場所に座ったり寝ていると、低音火傷の危険性もありますので注意しましょう。

我が家の犬は留守番中にプラスチックのボールペンを噛み壊し、その破片で口の中を切りました(^^; 片付けておかなかった私の責任です。犬の噛む力はとにかく凄いんです!

【犬を飼う前に】まとめ

ここまで心構えと準備について、いくつかご紹介しました。あとは犬を迎える日を待つだけです。

愛犬との楽しい生活を始めてみてくださいね!

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