シベリアンハスキーと暮らすということは、ただの「犬の散歩」では終わりません。特に北海道の広大な大地と厳しい冬を舞台にすると、毎日の散歩がまるでフィットネスプログラムのように!
ハスキーの圧倒的な体力に引っ張られ、気づけばこちらも筋トレ状態。だけど、それが意外と健康にいいんです!この記事では、ハスキーとの散歩がもたらす「人間の健康効果」と、北海道ならではの楽しみ方を紹介します。
1. ハスキーの散歩はスポーツだ!想像以上の運動量とは?
シベリアンハスキーと暮らしていると、「散歩=運動」という概念が当たり前になってきます。普通の犬の散歩とはまったく違う「ハスキー仕様」の運動量について、詳しく解説していきます。
一般的な犬の散歩とハスキーの散歩の違い
多くの犬種では、1日2回、1回30分〜1時間ほどの散歩が推奨されています。しかし、ハスキーはその倍以上の運動が必要な犬種です。
以下のような表にまとめました!
一般的な犬の散歩 | ハスキーの散歩 |
---|---|
ゆっくり歩いて近所を一周(30分〜1時間) | 「スタートダッシュ」で一気に前へ進もうとする💨 |
30分を超えると程々に満足する | 30分では全く物足りず、「まだ行ける!」とやる気満々 |
途中でにおいを嗅いだり休憩したりする子もいる | 歩くだけでは不満で、全力疾走や遊びを交えないと満足しない |
いつも歩いている時間を過ぎれば、それなりに満足して帰宅 | 途中で急にスイッチが入り「謎の爆走モード」に突入することもある |

ハスキーの散歩の破天荒さが際立つ表になりましたね!
特にハスキーは「走るために生まれた犬種」と言われるほど持久力があり、短い散歩ではエネルギーを発散しきれません。結果として、飼い主も相当な運動量をこなすことになります。




1日どれくらい歩くのが理想?
一般的に、ハスキーには 1日2回、合計2時間以上の運動 が推奨されます。ただし、これは「歩くだけ」の場合。
ハスキーの運動は、
- ウォーキング(最低でも5km以上)
- ジョギングやランニング(30分程度)
- 雪遊びや自由運動(冬場のスノーランなど)
- 引っ張り運動(ソリや自転車と一緒に走る)
などを組み合わせると、より満足度が高くなります。
「ちょっとそこまで」が長距離ランになる!?
ハスキーと暮らし始めてから、「ちょっと」という時間の概念が変わりました。
例:
普通の犬の「ちょっとそこまで」 → 10分程度の軽い散歩
ハスキーの「ちょっとそこまで」 → 気づけば5km歩いている😆
特に我が家では、以下のようなパターンにハマることが多いです。
1. ハスキーの「もっと歩きたい!」アピール
最初の1kmは、ハスキーにとってウォームアップ程度。家の近くまで戻ろうとすると、「え?もう帰るの?」と不満そうな顔で見上げてくるので、 仕方なく遠回りする → 気づけばさらに2〜3km追加されるww
2. 突然の爆走モード
普通に歩いていたのに、急にテンションMAXで走り出す!!
飼い主も引っ張られて一緒にダーーーッシュ!(完全にトレーニング状態、いつかタイム測ってみます)
3. ルート変更で予想外のロングウォーク
いつもと違うルートでお散歩を・・と思ったら、ハスキーが大喜びでどんどん進む
ついつい付き合ってしまい、気づけばいつもより1時間多く経過(^^;;
そういう日々を過ごした結果、
- 飼い主の歩数がめちゃくちゃ増える(1日2万歩という日もある)
- 自然と足腰が鍛えられる
- 走力・持久力がつく
これが「ハスキーと暮らすと勝手に体力がつく」と言われる理由です。
2. 北海道の大自然が相棒!四季折々の散歩スタイル
北海道でシベリアンハスキーと暮らす醍醐味のひとつは、四季折々の自然を楽しめること。ハスキーはもともとシベリア原産の犬種なので、寒さには強く、むしろ冬になるとテンションが爆上がり!
ただし、暑さにはめっぽう弱いので季節ごとに工夫しています。ここでは、北海道の四季に合わせた理想の散歩スタイル を詳しく紹介します。
春と秋は絶好のトレッキングシーズン
北海道の春と秋は、ハスキーにとって 「散歩のベストシーズン」 です。
暑すぎず、寒すぎず、運動するには最適な気温なので、少し長めの散歩やトレッキングを取り入れるのがおすすめ!
春(4月〜6月)の散歩の特徴
- 雪解けの影響で道がぬかるんでいることが多い(泥んこ覚悟、洗うの大変💦)
- 花粉症の人は対策を!(北海道はシラカバ花粉が多い)
- ふきのとうや春の草花が顔を出し、自然を感じながら歩ける
秋(9月〜11月)の散歩の特徴
- 紅葉の中を歩くハスキーはフォトジェニック📸
- 気温がちょうどよく、どれだけ歩いても快適!
- 10月後半〜11月には初雪の可能性あり(ハスキーが喜ぶ瞬間!)
おすすめのトレッキングコース(北海道)
- 大雪山系・黒岳 → 初夏はお花畑、秋は紅葉、冬は雪景色!
- 羊蹄山ふもとの自然公園 → 起伏が少なく、ハスキーにも優しいコース
- 支笏湖・洞爺湖の周辺 → 絶景と自然を満喫できる
- 大沼国定公園・駒ヶ岳 → 駒ヶ岳を見ながら大沼湖畔の散歩は最高
春・秋の散歩のポイント
- 虫対策は万全に!(特にダニ&蚊)
- 泥んこ覚悟で、車に乗せる際や帰宅後の足拭きタオルは必須
- トレッキングの際は、リードをしっかりつけて安全に!
- 犬が苦手な人もいるので、すれ違う人との距離感に注意しよう
北海道の夏は本州に比べれば涼しい
とはいえ、日中は気温が上がり、ハスキーにとってはかなりの負担になります。特に7月〜8月は 「涼しい時間帯を狙う」 のが鉄則です!
理想の散歩時間
- 早朝(4:30〜7:00) がベスト!
- 夕方(18:00以降)でもOKだが、日が長いので暑さに注意
- 日中のアスファルトはNG!肉球のやけど防止
おすすめの散歩コース
- 森の中や川沿いの遊歩道 → 地面が土や草なら足にも優しく、涼しい
- 湖や川のそば → ハスキーは水遊びが好きな子も多いので、水辺の散歩は快適
- 標高の高い涼しいエリア → 例えば、札幌近郊なら 滝野すずらん丘陵公園 や 藻岩山登山道 など
夏の散歩のポイント
- 冷却ベストや保冷剤入りのバンダナを活用!
- 水分補給はこまめに(ハスキーは汗をかかないのでオーバーヒート注意)
- 日陰を選び、休憩を挟みながら歩く
冬は雪遊びでハスキーの本領発揮
ハスキーにとって、冬はまさに 「待ってました!」 のシーズン。雪が降るとテンションMAXになり、寒ければ寒いほど元気になります。むしろ人間のほうが寒さに耐えられず「もう帰りたい…」と思うこともしばしば😂









↑見てください、この楽しそうな顔🤣
理想の散歩時間
- どの時間帯でもOK!(むしろ昼間の方が人間的には快適)
- 吹雪の日は短めに調整
- 気温がマイナスでも、ハスキーにとっては問題なし
おすすめの散歩&遊び
- 深雪の中を歩かせる → 体力消耗が早く、短時間でも満足度が高い
- スノーシュー散歩 → 飼い主もスノーシューを履けば、一緒に雪原を歩ける
- ソリ引き運動(スキージョーリング) → ハスキー本来の力を発揮できる本格的な遊び
冬の散歩のポイント
- リードは丈夫なものを!(雪の中で走るといつも以上に力が強くなる)
- 人間の防寒対策をしっかり!(ダウン+手袋+ブーツは必須)
- 肉球に雪玉がつかないように、保護クリームや専用ブーツも活用
\ 北海道の冬ならではの楽しみ /
冬は ドッグランが雪原 に変わるので、放して遊ばせると最高に楽しめます。
また、「犬ぞり体験ができるエリア」もあるので、本格的にやってみるのもアリ!
3. ハスキー散歩をもっと楽しく!おすすめアイテム紹介
シベリアンハスキーとの散歩は、ただのウォーキングではなく、時にはトレイルランニング、時には雪上アドベンチャーになります。特に北海道の自然環境では、季節ごとに適した装備を整えることが快適な散歩のカギ!ここでは ハスキー散歩をより快適に、そして安全に楽しむための必須アイテム を紹介します。
滑りにくい冬用シューズは必須!
北海道の冬は、雪だけでなく「アイスバーン(路面凍結)」との戦い。特にハスキーは引っ張る力が強いため、しっかりとしたグリップのあるシューズでないと危険です。
冬の散歩におすすめの靴のポイント
冬用の滑りにくい靴のタイプと特徴をまとめた比較表を作成しました。用途や条件に合う靴を選ぶ際の参考にしてください。
靴のタイプ | 特徴 | 滑りにくさ | 防水性 | 防寒性 | 足首のホールド |
---|---|---|---|---|---|
スパイク付き冬靴 | ソールにスパイクが内蔵されており、凍結路面でもしっかりグリップ。 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
登山用トレッキングブーツ | 雪道やぬかるみでも滑りにくく、防寒性も高い。 | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ |
防寒長靴 | 防水性が高く、深い雪でも足が濡れにくい。 | 〇 | ◎ | 〇 | △ |
ワークブーツ(防寒仕様) | 耐久性があり、滑りにくい特殊ラバーソールを採用。 | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
スノーブーツ | 厚い断熱材が入っており、極寒地でも暖かさをキープ。 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ |
滑り止めカバー | いつもの靴に装着するだけで、冬道でのグリップ力を向上。 | 〇 | × | × | × |
ワンポイントアドバイス
- アイスバーンでは小股で歩く!(大股で歩くとバランスを崩しやすい)
- 靴だけでなく、手袋&ネックウォーマーで完全防寒を!
両手が使えるウエストリードで快適に!
ハスキーの散歩はとにかく パワフル。片手でリードを持っていると、引っ張られたときにバランスを崩しやすく、転倒のリスクが高まります。そこでおすすめなのが 「ウエストリード」!
ウエストリードの種類 | 特徴 |
---|---|
伸縮性のあるショックアブソーバー付き | 突然のダッシュを吸収し、飼い主の負担を軽減 |
丈夫な金具&ナスカン | ハスキーの強い引っ張りにも耐えられる |
調整可能なベルト | 飼い主のウエストにしっかりフィットする |
メリット
・両手が自由に使える → 転倒リスク軽減!
・腰に負荷が分散されるので、腕だけでなく体全体でコントロールできる
・ジョギングやトレッキングとの相性抜群!
ワンポイントアドバイス
- 最初は短めに調整し、慣れてきたらリードの長さを調整すると◎
- リードが長すぎるとコントロールしにくいので、街中では短め推奨!
ナイトウォークにはライト付きの安全対策を!
北海道では、冬場は16時頃にはもう暗くなります。本当に真っ暗です。朝早くの散歩や夜の散歩では、自動車や自転車からの視認性を高めるためのライト&反射グッズ が必須です!
人間用:夜散歩に必要なアイテム
ライトの種類 | 特長 | 視認性 | 携帯性 | 装着の安定性 |
---|---|---|---|---|
ヘッドライト | 頭に装着することで、視界を確保しやすく、両手が自由に使える。 | ◎ | 〇 | ◎ |
アームバンドライト | 腕に巻きつけて使用し、動きが多いランニング時でもしっかり視認される。 | 〇 | ◎ | 〇 |
クリップ式ライト | ウェアやバッグに簡単に取り付けられ、コンパクトで持ち運びしやすい。 | 〇 | ◎ | 〇 |
シューズライト | 靴に装着し、足元を照らしながら視認性を向上させる。 | 〇 | 〇 | 〇 |
LED反射ベスト | 全面にLEDが配置され、360度の視認性を確保できる。 | ◎ | △ | ◎ |
腰ベルトライト | 腰に装着し、前方・後方を均等に照らせるため、バランスの良い視界を提供。 | ◎ | 〇 | ◎ |
犬用:夜散歩に必要なアイテム
グッズの種類 | 特長 | 視認性 | 携帯性 | 装着の安定性 |
---|---|---|---|---|
LED首輪 | LEDが内蔵されており、暗闇でも犬の位置をしっかり確認できる。 | ◎ | 〇 | ◎ |
反射素材付きリード | 反射素材が編み込まれており、車や自転車のライトに反射して視認性を向上。 | 〇 | ◎ | ◎ |
ライト付きハーネス | 犬の胸元や背中にライトが付いており、周囲を照らしながら歩ける。 | ◎ | 〇 | ◎ |
クリップ式LEDライト | リードや首輪に簡単に装着でき、小型犬にも対応しやすい。 | 〇 | ◎ | 〇 |
LEDバンド(飼い主用) | 飼い主の腕や足に巻きつけて使用し、周囲に存在を知らせる。 | ◎ | ◎ | 〇 |
光る迷子札 | 犬の首輪に装着できる光る迷子札で、暗闇でも識別しやすい。 | 〇 | ◎ | ◎ |
ワンポイントアドバイス
- 吹雪の日は、より目立つカラーのアイテムを選ぶ!(白や黒の毛色は雪に溶け込むため)
- ヘッドライト+犬用LED首輪のダブル使いが最強!


まとめ:ハスキーと一緒なら、運動不足とは無縁!
ハスキーの散歩は、一般的な犬とは比較にならないほどの運動量を必要とします。でも、それが結果的に 飼い主の健康にもプラスになる のが面白いところ。特に北海道の自然を活かせば、ハスキーも人間も大満足のアクティブライフが楽しめます!
「運動不足を解消したいけど、ジム通いは続かない…」それなら、ハスキーを飼えばいい!(※覚悟は絶対必要)
ハスキーとの暮らしは、まさに「生きるフィットネス」。散歩は「義務」じゃなくて「楽しい日課」、今日も元気に走り回るハスキーに引っ張られながら、楽しく健康的な毎日を過ごしましょう!
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